1000円で光電測光器

1.概要

秋月電子の「照度計キット」を使って「光電測光器」を作成しました。デジタル照度計キット(¥2800)は、デジタル電圧計キットと照度計キットの2つがセットになっています。テスター等の電圧計を持っている場合は「アナログ出力キット(DVMなし)」(¥1000)だけを購入すれば良いです。これを、望遠鏡に取り付けられる様にすれば完成です。

2.回路図

このキットを、そのまま使用しても、星の測光には使用出来ません。それは、GAINが不足しているからです。キットにはレンジ切り替えが有りますが、切り替えるほどのGAINは得られませんので削除しました。帰還抵抗は10GΩにしました。その為、時定数が大きすぎてしまい、現在は値を評価中です。また、GAINを高くしているのでDレンジは殆どありません。その為、仮想GNDの調整は難しく、ボリウムは10回転のポテンショにしました。

回路図(表示されない場合は右クリックで「対象をファイルに保存」して下さい)
パターン図

3.部品

1.フォトダイオード(表示されない場合は右クリックで「対象をファイルに保存」して下さい)
2.Hi−M抵抗
日本ヒドラジン工業株式会社
品名:RH1HVS
抵抗値:10GΩ
許容差:J

4.組み立て、調整

調整は照度計キットの説明書通りです。フォトダイオードはトライXのフイルムケースに穴を空けてセロテープで固定してあります。穴の大きさはダイオードの外形程度にあけました、大きく過ぎると思うかも知れませんがGAINが無いので他の星を測光する事はありません。基板はケース蓋に穴を空けてネジ止めしました。ピントは測光器を取り付けずに接眼部に紙をあてて月で調整しました。電源は定電圧電源を使いましたが乾電池で構いません。電圧計にはデジタルテスターを使いました。

5.測光結果

アルタイルを測ってみました。11月26日18時、sky=−0.906v、アルタイル=−0.846vでした。GAINは十分とは言えませんが、測光出来ました。


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